解決実績
損保会社からの当初約40万円の提示が、頸椎捻挫による14級の後遺症認定を受けたことにより、最終的に約250万円で示談が成立した事例
相談者 | 60代女性 |
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自覚症状 | 頚部の痛みなど |
傷病名 | 頚椎捻挫 |
後遺障害等級 | 頚部の痛みなどにつき、「局部に神経症状を残すもの」として14級9号 |
解決方法 | 示談交渉 |
受注から解決までに要した期間 | 約1か月 |
ご相談に至る経緯
相談者は、後遺障害の申請をする前にすでに、加害者加入の損保会社から約40万円の提示を受けていました。ところが、首の痛みが残存していたため、相談者ご自身が加入していた損保会社の担当者に相談したことがきっかけで、その担当者のサポートを受けながら後遺症を申請したところ、14級9号の認定を受けることができました。その後、その担当者のご紹介により当事務所に相談に来られました。
結果
当事務所が代理人として交渉したところ、後遺症慰謝料と逸失利益を上乗せしたうえで、裁判の際の基準に近い約250万円という金額で折り合うことができたため、示談に至りました。
ポイント
相談者は、首の痛みという症状が残存していたため、提示額に疑問を抱き、ご自分が加入されている損保会社に相談に行かれていますが、これがポイントとなっているように思います。このように、ご自分の加入されている損保会社の担当者によっては、親身になって相談に乗ってくれることもあります。この件は、損保会社担当者と当事務所とが連携した結果、早期かつ適正な解決に至ることができたのではないかと考えています。