解決実績

右膝靭帯損傷により12級13号の後遺障害認定を受け、約600万円(損害総額約2500万円)で示談が成立した事案

相談者 40代男性
自覚症状 右膝関節痛、しびれ感など
傷病名 右膝後十字靭帯損傷
後遺障害等級 右膝関節痛、右膝しびれ感等の症状につき、「医学的に証明可能な痛みやしびれなどが持続しているもの」として12級13号
解決方法 自賠責保険における被害者請求、示談交渉
受注から解決までに要した期間 約1年7か月
ご相談に至る経緯
相談者は、当事務所に来所される前、他の弁護士に対応を依頼していたのですが、その弁護士の対応に疑問を持ったため、ご自身が加入している保険会社のご紹介により、当事務所に相談に来られました。

ご相談の結果、当事務所による対応を希望されたため、前任弁護士に変わり、当事務所が対応をお受けすることになりました。なお、この相談者については、症状固定前から当事務所が代理人として対応することとなりました。
結果
相談者は、治療に3年半以上を要し、3回の手術を受けるなど、非常につらい思いをされていました。このため、治療期間中も定期的に来所いただき、その都度、治療方針や症状固定時期などをこまめに協議しながら対応を進めていきました。

本件については、相談者の思いを受け止めつつ、いかにして事件を解決に結び付けていくかについて、頭を悩ませた事案でもありました。後遺障害としては、右膝関節痛、右膝しびれ感等の症状につき、「医学的に証明可能な痛みやしびれなどが持続しているもの」として12級13号の認定を受け、その結果、自賠責保険会社および相手方任意保険会社から既払い金約1900万円のほか約600万円を受け取ることで示談を成立させて、解決に至りました。
ポイント
本件については、相談者は非常に長い治療に耐えつつ、当事務所と定期的に協議を重ねながら、最終的な解決に至ることができました。手前味噌ではありますが、前任の弁護士から当事務所に依頼を変更された経緯等もあり、相談者と当事務所との信頼関係の存在が、最終的な円満解決の一つの要因になったのではないかと考えています。